さーて歌ってみたでも録ろうっと！
うーん、なんか音が毎回変わっちゃうし変な感じだなあ、、
それはマイクの距離がよくないんじゃない？？
そうなの？！
こんにちは八住です！
歌を録ってみたけどなんか音がこもってるなあとか音が遠いなあとか感じている人はいませんか？？
それ、口とマイクの距離に問題があるかも知れません。
今回は初心者はあんまり気にしないけど割と大事な「歌う時の口とマイクとの距離」について書いていきますよ！
この記事を見て録音のレベルを上げてしまってください！
マイクの適正なセッティングとは？
マイクの種類には、コンデンサーマイク、ダイナミックマイクがありその中でもさらに単一指向性だとか全方向指向性といった「指向性」に至るまで細かく分かれています。
マイクにはいろいろな種類があり、そのマイクに適した場面があるので、「歌の録音」に適したマイクでないと綺麗に録音できないかもしれません。
録音につかうマイクとしては、とりあえず「単一指向性」のものであれば「雑音がヤバい」などの事態は避けられます。
マイクは「単一指向性」を使う
しかし単一指向性のマイクでも、コンデンサーマイク、ダイナミックマイクで性能に割と違いがあるので、セッティングの際に気をつけないと音がこもったりペラペラな音になったりしてしまいます。
では一旦マイクや指向性ごとの特徴をまとめてみます。
- ダイナミックマイク
-
主にライブなどで利用されるため、頑丈で壊れにくい。音は少し感度が低く繊細な音というよりは大味な音になる。
- コンデンサーマイク
-
主にレコーディングなどで使用されるマイク。繊細で衝撃に弱い。音の感度が良く細かい音まで拾うので雑音が多いところで使用すると雑音まで拾ってしまう。
- 単一指向性
-
マイクの特定の方向からよく音を拾う特性のこと。正面から録った音がしっかりと拾われて、後ろの音があまり拾われな1人で使用する際に雑音が入りにくい。
2人以上で喋りを録音したい際などには向かない。
- 全方向指向性
-
マイクの全方向から音を拾う特性のこと。どこからの音でも拾うので、大人数での会話を録音したい際などに使用する。
逆に歌などで使用するといろんな方向から反射音が入ったり雑音が入ったりしてしまうのできれいな音で録りにくい。
ちなみにほかには双方向指向性などもある。
これを踏まえて、口とマイクの距離感を考えます。
コンデンサーマイクは繊細で音の感度が良いので、少し離れて録音します。
具体的にはマイクと口の間に拳２つ分くらいの隙間を用意します。
逆にダイナミックマイクは感度があまり高くないので、マイクと口の距離は少し近くなります。
具体的には口とマイクの間に拳１つ分くらいの隙間を空けます。
コンデンサーマイクにもダイナミックマイクにも言えることですが、マイクと口を近づけすぎて録音すると「近接効果」というものが起こり、低音が強調されて録音されてしまいます。
僕も初めのうちは声が大きく聞こえるのを良い音だと勘違いして、マイクと口がくっつくくらいの距離で録音していました。
でもほんとは低音がボワボワだったんです。
最初のうちは気づいていませんでしたが、後になって聞くと音悪っ！！と思います。
ウィスパーボイスみたいな歌い方でもちゃんと録音されてる感じがして気持ちいいんですけどね～。
まあ聞きやすい音のためには適度に距離を空けて録音するようにしましょう！
マイクと壁の距離について
ちなみにマイクとの距離でもうひとつ気をつけた方がいいものがあります。
それは、マイクと壁の距離です。
せっかくなのでこれを機に口とマイクの距離だけでなく、マイクを置く場所についても覚えていってください。
みなさんマイクはどのあたりに置いていますか？？
一般的にマイクは壁際には置かないほうがいいとされています。
マイクは壁際から離す
壁際だと声などの反響音がマイクに乗りやすいので、声がボワボワしやすくなってしまいます。
なので録音の際は基本的に壁よりも離すのが良いとされているのです。
「マイクを置く際は壁から離す」です！！
覚えておきましょう。
まとめ
今回の記事ではマイクの適切なセッティングについて書きました。
録音の際は
- 口とマイクの距離に気をつける。
- マイクは壁際に置かない。
この2点に注意しておきましょう。
口とマイクの距離については
コンデンサーマイクでは拳２つ分
ダイナミックマイクでは拳１つ分
としましたが、曲によってはそこから少し距離を離したり近づけたりした方が狙った音が出せるかもしれません。
今回お教えしたのはあくまで目安に過ぎないので、自分の耳を信じてやってみてくださいね！
でも近すぎるのはやっぱりおすすめしませんが笑
これでみなさんいい音で録音できますね！
それでは良い音楽ライフを！
ではまたー！
